浮気をしている方は、一度そのことを注意して止めたとしても、その後繰り返す傾向にあります。なぜ何度も浮気を繰り返すような人がいるのかと疑問を持つ方もいるかもしれません。ここではその理由について解説し、どのように解決すべきか、ということについても言及していきます。
浮気を繰り返す理由
浮気を繰り返している人がいたとしても、皆が同じ理由で繰り返しているわけではありません。人によってその理由は異なります。
浮気を繰り返すときの理由としてよくあるものを次項以下で挙げていきます。
寂しい
単に“寂しい”という理由で浮気をしてしまう方もいます。
パートナーがあまり相手をしてくれない、パートナーからの愛情が感じられない、など当人が寂しさを感じることで浮気に走りやすくなります。
ただ、寂しさの感じやすさは人それぞれです。
一方が十分一緒に過ごしていると感じていても、他方がそう感じていないケースもあります。また、結婚や出産、就職などを機に生活が一変し、急な変化で寂しさを特に感じてしまうこともあります。一方が家事や子育て、仕事などで忙しくなったときは要注意です。
そもそもパートナーからだけの愛では満たされない方もいます。
その場合、いくらパートナーが献身的であろうと寂しさを感じて浮気をしてしまう可能性があります。
欲求が満たされていない
寂しさとは別に、欲求が満たされていないことが原因で浮気をしてしまう方もいます。
性欲や癒し、様々な欲求が人それぞれにあります。欲求不満が募ってしまっている、夫婦間だとマンネリ化してしまっている、という場合には要注意です。
罪悪感がない
何度も繰り返し浮気をしている方に多いのが、“罪悪感を抱いていない”というケースです。
パートナーに注意をされたからいったんは止めたものの、いけないことをしたという認識が薄く、軽い気持ちで再度浮気をしてしまいやすいのです。
このようなタイプの方は、そもそも悪い行為であるとの認識を持っていませんので、注意をしても響きにくいです。
浮気をステータスだと考えている
寂しさや欲求不満があるから、という消極的な理由ではなく、積極的に浮気をしようとする方もいます。浮気をしているという事実を1つのステータスと捉えているのです。
良くないことであるとの認識は持っているものの、そんな悪い行為をしている自分に自信を持っており、自慢げに友人に浮気をしていることを喋っていたりします。
繰り返す浮気の解決策
浮気が繰り返されている場合、これをどのように解決すべきでしょうか。解決策はその原因によって異なります。
冷静に話し合う
関係性を修復したいのであれば、冷静に話し合うことが大切です。
そしてなぜ浮気をしたのか、現状にどのような不満があるのか、一つひとつ整理していきましょう。ポイントは感情的にならないことです。感情をむき出しにして怒りをぶつけても建設的な話はできません。その場で気持ちを吐き出すことができても、原因が解決できていなければ再度浮気をされる可能性は高いです。
そこで、パートナーの不満に真摯に向かい合って、ご自身も直すべきところは直すという姿勢を持つことが大切です。「悪いのは相手だ」という気持ちを抑え、できるだけ落ち着くようにしましょう。
認識を改めてもらう
浮気を良くない行為と捉えていない、ステータスと感じている方にはその認識を改めてもらうことが必要です。
ただ、これは簡単なことではありません。頑張って話し合ってもその認識を変えてもらうことはできないかもしれませんが。しかし人によっては改めてじっくり話し合うことで心に響くこともあります。認識がずれていることに気が付き、それ以降の行為を見直してくれる可能性もあります。
別れる・離婚することを伝える
「いくら話し合っても解決しない」「何度も浮気を繰り返される」という場合には“別れる”という選択肢も視野に入れざるを得ません。
そのような状態が続いてストレスを抱え続けるのも精神的によくないからです。新たな生活に切り替える勇気を持つことも大切です。
ただ、結婚をしている方や子どもがいる方はそう簡単には切り替えられないでしょう。子どもにとって離婚をすることが悪影響とならないかどうか、様々な事情も考慮しなければなりません。また、離婚を成立させるためにも、慰謝料や養育費を請求するためにも、浮気の証拠を掴んでおくことが望ましいです。証拠収集をする必要がある場合には探偵に相談することをおすすめします。