浮気を確実に見抜くためには、尾行して浮気現場を押さえたり浮気相手とのメッセージを確認したりする必要があります。しかし一般の方が浮気調査をするのは難易度が高いです。
そこで、浮気の疑いを強める手掛かりをまずは掴んでみましょう。浮気をしている人がつく嘘、言動には共通点があります。その内容を以下で紹介します。
浮気している人がつきやすい嘘
浮気をしている人がつきがちな嘘として、次のようなセリフが挙げられます。
- 「残業・出張があった」
- 「飲み会に行っていた」
- 「体調不良だった」
これらの言い分は、嘘であることの確認を取るのが難しいですし、真実であってもおかしくない事柄です。疑いかけることに申し訳なさを覚えるケースもあります。
「残業・出張があった」
「仕事がなかなか終わらず残業をしていた」という嘘は、働いている人なら誰でも容易につくことができます。普段残業がまったくない人ならまだしも、日常的に残業をしている人がこうしたセリフを言ってきても、嘘であることを疑うのは難しいです。
残業は突発的に発生することも多いため、浮気から帰ってきて「残業だった」と後付けで言い訳をするのも簡単です。それほど不自然でもありません。
また、パートナーとしても「実は浮気ではないか」と疑いをかけづらいです。本当に残業をしていた可能性がありますので、頑張っている相手に申し訳ないという気持ちも出てきてしまいます。
この嘘を見抜くのは困難ですので、普段から、残業から帰ってきたときの様子を注意深く観察することが大事です。よく観察をしておくことで、同じ残業帰りでも様子が違うことに気が付けるかもしれません。
また、「出張が決まった」と言ってきたときにも要注意です。出張を理由に、浮気相手とお泊まりに行っている可能性があります。ちょくちょく出張に行っている人であれば、これを見抜くのはやはり簡単ではありませんが、出張前後の様子、出張中に連絡を取ったそのときの反応などを注意深く観察することが大事です。
「飲み会に行っていた」
「飲み会に行っていて帰りが遅くなった」といった嘘もありがちです。仕事仲間や共通の知人との飲み会であればまだ確認の取りようもありますが、まったく面識も繋がりもない人との飲み会だと確認が取れません。
しかしながら、頻繁に「飲み会だった」と言っている場合や、飲み会に関する質問に明確な返答が得られないときには疑いを強めることができます。
特に、「誰と飲み会に行っていたの?」という質問は有効です。その質問に対して、具体的な人物が出てこなければ怪しいと考えられます。
「体調不良だった」
パートナーと同居していない場合、体調不良を言い分とする嘘をついてくる可能性もあります。
浮気中の人は「風邪を引いていて連絡が取れなかった」「今日は体調が悪いから会えない」といったセリフも言いがちです。
本当に辛い状況の可能性もあるため、何でもかんでも疑っているとパートナーに不信感を与えてしまいます。その点には注意が必要です。そのためすぐには疑わず、「お見舞いに行くよ」などと申し出てみて、反応を見るのも手です。
浮気している人が嘘をつくときの特徴
上に挙げたような嘘を見抜くのは難しいです。嘘か真実かを見抜くのが難しいからこそその嘘を選んでいるのです。そこで、以下に挙げる特徴に着目してみましょう。
挙動不審になる
嘘をつく瞬間や、嘘をついた内容について質問をされたときなどには挙動不審になることがあります。
体が横を向く、腕組みをする、そわそわして落ち着きがない、などの動作は嘘がばれるのではないかという心理の現れです。嘘かもしれないセリフに対して深く追及する質問を投げかけてみて、その反応を見てみましょう。
他にも、視線が合わない、やたら顔を触っている、といった変化が現れることもあります。
口や眉など、細かいところにも目を向けて、普段との挙動の違いがないかをよく観察してみましょう。
目が泳ぐ
挙動のおかしさは表情に現れやすいです。特に注目したいのは「目」です。
質問をしたとき、帰ってきたときの言い訳を話しているとき、などに目が泳いでいる場合は、疑いを強めることができるでしょう。
人は、嘘をつくときに、やましい気持ちの現れとして目線を走らせることがあります。無意識に話し相手から目線をそらしてしまったり、やたら目線が動いたりします。こうした人間の挙動を理解していると、嘘も見抜きやすくなります。
ただ、こうした心理を逆手にあえて目線を合わせてくる方もいます。パートナーが狡猾であったり、嘘をつくのが上手だったり、という場合は目線が泳いでいるかどうかだけに着目するのでは不十分です。目の動きを意識している可能性がありますので、「普段との違い」に注目しましょう。
あるいは「まばたき」への注目もおすすめです。まばたきをコントロールするのは容易ではありません。そして焦りが生じている場合には無意識にまばたきが増えることがありますので、普段に比べてまばたきの回数が多い、という場合には嘘をついている可能性があるとも考えられます。
早口になる
普段との「話し方の違い」にも意識を向けましょう。特に、早口になっている場合は嘘をついている可能性があります。
早口で話す行為の背景には、早く話を終わらせたい、一方的に話して終わらせたい、といった心理があります。早口で喋る、話題をすぐに変えようとするなど、話し方に違和感があるならあえてより踏み込んだ質問を投げかけみてみましょう。
言い訳が多い
深い質問をしていないにもかかわらず、パートナーの方からつらつらと言い訳が出てきたときにも要注意です。嘘に真実味を出すため、あらかじめ用意しておいたセリフを話している可能性があります。
浮気をしている場合に現れる挙動は人により異なります。ここで紹介した典型的な発言や行動が起こるとは限りません。普段からパートナーのことをよく観察し、「なんだか今日はいつもと違う気がする」とちょっとした変化に気づく力が嘘を見抜くためには必要です。